2002年5月にフランスを旅しました。その際撮った写真をフォトアレンジメント(フォトデザイン)して掲載しています。
ポン・デュ・ガール(カール橋)
2002.5.17
ポン・デュ・ガール(カール橋)は、ガール川に架かる古代ローマ時代に建てられた高さ約49m、長さ275mの巨大な橋である。ピラミッドなどと共に古代文明の驚異に数えられていると言う。もちろん世界遺産である。紀元前19年、アウグストゥス帝(カエサルの時代の皇帝)の時代に建てられた水路は、1日に2万㎡の水をユゼスの水源からニームまで送る50kmの導水路であった。5世紀まで使われていた。上流をカーブさせたり1kmあたり34cmの勾配をつけたりして、アーチの最上層の水路に水を流しニームの需要を満たしたのである。
切石の一つ一つが正確に積み上げられて出来たアーチの美しさ、高度な建築技術に驚かされる。ローマ人が2000年も前に造ったのである・・・・と同時に、その頃、南フランスが古代ローマの支配下にあったことの歴史も実態として感じることが出来た。
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ポン・デュ・ガール(カール橋)
[原画]
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