光 塗人 の デジタル フォト グラフィック アート (DIGITAL PHOTOGRAPHIC ARTWORKS)

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2012年 01月 21日

ロワール地方 3・・・  想い出のフランス旅行(32)

2002年5月にフランスを旅しました。その際撮った写真をフォトアレンジメント(フォトデザイン)して掲載しています。

シュノンソー城
2002.5.19
車で30分ほどの所にあるシュノンソー城に向かう。バスを下りて城へのアプローチ、プラタナスの並木を歩いていくとロワール川の支流シェール川の水面にその城は浮かぶように建っていた。カトリーヌの庭から眺めるお城の姿が一番美しい。「6人の奥方の城」といわれ、代々領主は女主人である。
その歴史
★フランソワ1世の統治下シュノンソーの土地に財務長官トマ・ボイエが、古い城を壊してルネサンス様式に新築。妻カトリーヌ・ブリゾネ(1)が陣頭指揮をする。トマの死後借財の返済のため城は主君フランソワ1世に譲られる。城の主となるディアンヌ・ド・ポワティネ(2)はフランソワ1世の愛妾(少年アンリの家庭教師でもあった)。少年アンリはアンリ2世となり、愛人関係となった20歳年上のディアンヌにシュノンソー城を与える。
1559年アンリ2世は騎乗槍試合で亡くなり、ディアンヌは城を追われる。正妻カトリーヌ・メディシス(3)が3人目の女主人となる。城が最も華やいだ。宴が催され、シェール川の橋に屋根が架けられギャラリーとなる。川に架かる美しい城が完成し、カトリーヌの息子アンリ3世の妻リイーズ・ド・ロレーヌ(4)に譲られる。アンリ3世は暗殺され、夫の死後、白衣の王妃となり黒い部屋で過ごす。18世紀に徴税請負人デュバン家の所有となる。デュバン夫人(5)は人々を集めサロンを催すなど
開かれたタイプの女性であった。J・J・ルソーは彼女が子供の頃の家庭教師であった。19世紀にブルーズ夫人(6)に継がれる。  
*JTBフリーダム自由自在より*
領主の優雅な生活様式と、展開された6代の貴婦人の物語を重ね合わせながら「カトリーヌの寝室」、「フランソワ1世の間」の螺鈿のキャビネットなどをひと部屋ひと部屋見てまわる。窓から城の外をながめると、幾何学模様の広大なディアンヌの庭と、カトリーヌの庭が眺められる。


(画像をクリックすると大きくなります。)
ロワール地方 3・・・  想い出のフランス旅行(32)_f0160440_161196.jpg
シュノンソー城

[原画]
ロワール地方 3・・・  想い出のフランス旅行(32)_f0160440_16143752.jpg




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by photopainter | 2012-01-21 16:17 | 旅行記 | Comments(0)


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