2001年6月、オーストリアとチェコを旅しました。
その時、撮ったフィルム写真をフォトアレンジメント(フォトデザイン)しデジタルフォトアートにして掲載しています。紀行文は、家内が書いていた「淑子のヨーロッパ紀行・・音楽の都ウィーン・ザルツブルグと千年の古都プラハ」より転載しています。
ウィーン (4)
「青い中国の間」では、1918年カール1世が退位の文書にサインをした歴史的な部屋である。1000年にわたって君臨したハプスブルグ家の終焉となったところである。青地に中国の光景が版画で描かれた渋い部屋である。未亡人となったマリア・テレジアが暮らしていた漆で装飾された「漆の間」。「ナポレオンの間」「ミリオンの間」を次々に見て回り反対側には「フランツ・ヨーゼフ1世の執務室」と寝室や「エリザベートのサロン」や「化粧室」などがある。マリー・アントアネットがフランス王に嫁ぐまで育った「マリー・アントアネットの部屋」もある。マリア・テレジアが夫フランツ1世と暮らした思いでの部屋、そして、エリザベートがヨーゼフ1世と過ごした居間、マリー・アントアネットが幼い頃を過ごした避暑としての宮殿。それぞれの部屋にそれぞれの人たちのドラマがあり、ハプスブルグ家の歴史をかいま見ることのできた夏の宮殿であった。
デジタルフォトアート
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漆の間(2001.6.21撮影)
「家族的セレモニーの間」のマリア・テレジアの肖像画(2001.6.21撮影)
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まだ作成の途中ですが、野鳥のギャラリーを開設しました。
(カイツブリ科、ウ科、サギ科、カモ科、ワシタカ科、ハヤブサ科の鳥たちを掲載しています。)