2001年6月、オーストリアとチェコを旅しました。
その時、撮ったフィルム写真をフォトアレンジメント(フォトデザイン)しデジタルフォトアートにして掲載しています。紀行文は、家内が書いていた「淑子のヨーロッパ紀行・・音楽の都ウィーン・ザルツブルグと千年の古都プラハ」より転載しています。
プラハ (最終回)
6月24日(日)晴れ
今日はプラハからウィーンの空港までバスで行かなくてはならない。どうしても飛行機がとれなかったというお詫びの連絡が旅行社から日本出発前に入っていた。それを承知なので仕方のないことである。添乗員さんは長旅に心を砕いて、道中プラハの歴史等を熱心に説明してくれた。
交響曲「新世界より」のドボルザークや「我が祖国」のスメタナ、作家のカフカ、ロボットという言葉を作ったカレル・チャベック等の人々を輩出したという。血液型の発見、避雷針の発明、コンタクト、電子レンジ、ナイロンなどもプラハから発信された物であることを知る。日本からは折り紙、空手、生け花などの日本語も定着しているという。谷崎潤一郎「細雪」や近松門左衛門の作品などが翻訳され愛読されているという。
移り変わる車窓の景色等を楽しんでいると、長い移動のつらさも感じない間にチェコとオーストリアの国境を越え空港にたどり着いてしまった。
ウィーンの空港で私のコレクション、ヘレンドのウィーンのバラシリーズのポットを求めて旅の締めくくりとなった。ウィーン発13:50発で帰国の途に付く。
デジタルフォトアート
(画像をクリックすると大きくなります。)
プラハ市内(2001.6.24撮影)
バスの車窓から(2001.6.24撮影)
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まだ作成の途中ですが、野鳥のギャラリーを開設しました。
(カイツブリ科、ウ科、サギ科、カモ科、ワシタカ科、ハヤブサ科の鳥たちを掲載しています。)